JACKALL。スルメデスを考察する。

JACKALL。スルメデスを考察する。

自分自身の生業はヒラマサだ。

なぜヒラマサに焦がれているのか?という経緯は割愛するが、ヒラマサを求めてオフショアでジギングをメインに活動している。そんな自分にとって玄界灘が近くにあることを誇りに思う。

そんな私に妻は簡単に言う。

 

タイって釣れんと?

 

彼女は僕がオフショア釣行に行く度にそう問う。時々、ショア釣行でも言ってくる。

 

タイ釣ってきてよ。

 

彼女はそれほどに釣りを知らない訳である。きっと博多湾で釣れるとでも思っているのだろう。マダイという魚の生態を全くと言っていいほど知らないくせに、彼女はマダイが大好物なのである。

 

そんな無知な妻ではあるが、不思議とマダイとレンコ鯛(黃鯛)の違いは分かっており、時々乗り合いの釣人から頂戴したレンコを「マダイ」と嘘をついて渡すと、「これは違う」と跳ね除ける。妻の判断基準がどんなものであるかさらさら不明ではあるが、それくらい彼女はマダイが好きなのである。

 

また、僕の家庭の場合、マダイであれば妻が捌いてくれる。

他の魚だと疲弊して自宅に帰ってきてから全てのことを自分自身でやらなければならないが、マダイだけは別だ。妻が解体から調理までやってくれるのは非常に有り難く、ヒラマサを求める自分ではあるが、時々マダイ釣ってもいいかな。と考えてしまうほどだ。むしろ、マダイさえ釣れていれば釣行数を増やせるのではないかと浅ましくも企んでしまうほどだ。

結論であるが、機嫌を損なわせないためにも、時々必要なのだと考えている。

 

ただ、問題がある。

自分自身がマダイを本格的に釣るための道具をほとんど持っていないのだ。

タイラバ用のロッド。タイラバ用のベイトリール。それに伴う細いライン。

幾つかのタイラバはあるが、基幹となる道具を私は一切持っていない。

今までもマダイはライトジギング用ロッドで釣っているし、PE2号を巻いたスピニングで釣っているのである。

だから、当然マダイを狙う場合は釣果に差が出る。もちろん釣れない方で。(泣)

 

その理由としては間違いなくヒラマサのためにお金を使っているのではなく、絶対的にお小遣いが圧倒的に足りないのだ。

お小遣いがあるのであれば、必然と揃えるような道具である。その予算が足りないからマダイを狙うための道具を買えないのだ。それでも毎回マダイを求めてくる妻はどこかおかしいのかもしれないと思えるほどだ。ジギング装備でマダイを狙えると思っている節がある。いや、ジギングそのもの・・釣りそのものを理解していない方が正しいのかもしれない。(妻よ!お小遣いを上げてくれ!!)

しかし、ジギング装備でも使えるタイラバが開発されていた・・。

 

今回の記事は、そんな太仕掛けでも釣れるタイラバ、スルメデス」を考察することにする。

ジギングロッド&リールでもこのスルメデスを付ければタイラバが成立することを検証できたので紹介しようと思う。

是非、同じ悩みを持っているであろう同志がいるのであれば参考にして欲しいと思う。

そんなに金欠なアングラーなんて、僕以外にいないと思えるのだが・・。

なぁ、世の中不公平だよな。

 

 

スルメデスとは

 

ジャッカルさんの製品です。

ジャッカルさんのタイラバで有名なのが「ビンビン玉」

よく釣れる鯛ラバとして有名で、玄界灘鯛ラバゲームをやっているアングラーさん達からもよく釣れると聞いている。自分はどうしても最初にマダイを釣り上げたのがセブンスライドの鯛玉なのでセブン派ですが、一度ビンビン玉で釣りをしたことがあります。

(その時はとにかくでっかいのが喰ってきてラインブレイク・・。おそらく地球だろうと推測している。)

このビンビン玉のシリーズの一つとして、「鯛ラバの常識を打ち破る!鯛ラバビックゲイト!」というコンセプトでスルメデスという鯛ラバが開発されている。

このコンセプト・・斬新にして革新的だと思いませんか?

 

本来の鯛ラバって、小さいものですよね?

鯛玉にラバーとスカートを施して、アタリを捉えてもひたすら巻き続ける・・。というものだと思っています。もちろん、鯛ラバも年々進化しており、固定式から遊動式になったり匂い付きのワームがあったり、シルエットを小さくして比重を重くしたタングステンの鯛玉があったりと日々進化しておりますが・・。

スルメデス・・。イカをモチーフにしていることもあって、とにかくデカイ!(長い!)

それに鯛玉のウエイトの幅も広く、絶対細仕掛けでは使えないウエイトも揃っている・・。

 

2018年の春、そんなスルメデスと出会いリアクションバイトした訳であります。

 

購入したのはこちら⇓。

(上)200gのオレンジゴールド/オレイカカラーです。

通常の鯛ラバと比較(下)してこれだけシルエットが長いです。ちなみに参考となっているのはセブンスライドの100gです。

 

購入した理由の一つがこれ⇓。

通常の鯛玉と違ってラインが通る筒?パイプ?その穴の口径が大きいです。この口径は僕のスタイルにとっては利便性抜群なんですね。

 

僕の場合、ジギング装備で鯛ラバをするのでリーダーを変える必要があったりなかったりで、釣行によりけりですがジギングをしながらマダイを釣るとなるとリーダーの号数を小さくする必要を考えたりしなければならず・・。鯛ラバの細仕掛けの道具を持っていないことが原因ですが・・。太いリーダーだと、せっかくの遊動式が機能しないんです・・。

スルメデスのこの穴の口径の大きさのおかげで、リーダーをある程度太いままでも遊動してくれるんです。

ただ、200gより小さいウエイトの穴がどうかは分かりません・・。

 

 

実釣編

 

2回ほど、実釣しております。(少なくて申し訳ありません。)

しかし、2回の釣行ともに結果を残せています。

恐るべしスルメデス・・。ミニ釣行記録を書いてみます。

 

2018.04.23 鯛ラバ釣行編

ジギングをしたいけれど、全ては妻のため・・。マダイを釣るからと言って許可を貰ってのオフショア釣行。結果がすべて。今後のオフショア釣行を左右しかねないプレッシャーに負けてスタートフィッシングからスルメデスを投入。

装備は、ライトツナ用のロッドにPE2号リーダー40lbにスルメデス200g。

完全初心者とオフショア初心者の仲間を釣れて来ていたので、第一投は周りよりもかなり遅くなってしまいましたが、着底後すぐに巻き巻き・・。すぐにグン!とした感じの重みが入りアワセを入れる。

ドラグを出しながらの序盤の攻防の時点で青物ではなく限りなくマダイの引き。PE2号ということもあり、ポンピングで魚を引き寄せる。

そしてキャッチしたマダイがこれ⇓。

 

祝!!ロクマルサイズ!!

序盤からこのサイズが釣れたことと、結果がすべての今回の釣行のプレッシャーから解放されたことで、写真をトリミングしてもにやけた口が写ってしまう・・。

 

そして、次もグン!とした重みを感じてのアワセ。

普通の鯛ラバはガツガツしたアタリの後に魚が乗るような感覚ですが、スルメデスは一口で喰う感じがします。ジギングロッドなので、感度が伝わらずに乗った時の感度しか伝わらないだけかもしれませんが・・。

1匹目の魚よりもドラグを出されます。けれども青物よりも引かない。ポンピングで引き寄せる。キャッチされた魚がこちら⇓。

 

祝!!ナナマルサイズ!!

今までのマダイの記録を更新しました。初のスルメデスで自己記録更新。もうこれしか使わねぇと心に決めたのであります。

 

そして、次。

着底直後にガガっと感度を捉えますが乗らず・・。それでも何回か巻き続けていると乗った!写真は撮っておりませんがロクマルサイズをキャッチ出来ました。

 

その後は風が強まったこともあり、マダイの海域から遠ざかりマダイ釣行はストップフィッシングとなってしまいましたが、スルメデスを使ったことにより今までにない興奮を味わいました。

 

2018.04.28 五目編

この日は釣友らとのプレジャーボートでの釣行。

その先週にマダイを釣り上げているので、妻に配慮することもなくジギングメインの釣行。青物を釣る予定が・・潮が悪いのか腕が悪いのか・・青物・・ヒラマサ様・・釣れない・・。釣友たちも不調の模様。

釣行の終盤となって、マダイの海域に入ったことでスルメデスを投入。ドテラでゆっくりと流している最中に異変を感じ取る。

あれ?ボトムに着底するタイミングなのにストンと着底しなかったな・・。

とりあえず巻き始める。

あれ?ラインの角度が斜めになりすぎていないかい?

ラインが張ったタイミングで魚の反応を感知、即アワセ。

ポンピングで引き寄せ、マダイをキャッチ!祝!!ナナマルサイズ!!(こちらも写真が・・)

この日、ずっと鯛ラバをしている釣友がいたのですが、その人にはマダイが釣れずに自分が釣ってしまうという結果となってしまいました。

これは間違いなく自分の腕ではなく、スルメデスのおかげだと思っています。少しは自分の腕だと誇張したいのだけれども・・絶対にそれはない!

 

 

スルメデスをインプレッション

 

後日、スルメデスのトレーラー(ワーム)の歯型確認をしてみました。

だって、マダイはスカートやラバーからハムハムと喰ってくるようなので、それだったらもう少し自作フックでフッキング率をあげたいと思い、確認したところ⇓。

噛み跡はトレーラーの中心部に集中している・・。

ということは、このトレーラーの足の部分から喰っていないということです。つまり、丸呑み、若しくは一度噛んでイカの向きを変えて完全捕食しようとしたのではないかと考えています。

ということは、今の純正アシストフックのある位置は間違いない場所にあるということに繋がりました。結果的に即アワセが必須だということも理解しました。(アワセを入れて良かった・・無知とは恐ろしい・・)

 

メリット

  1. シルエットが大きいのでアピール力◎
  2. 鯛玉も大きいので波動◎
  3. 今までにないコンセプトだからこそ、今までにないメソッドとして◎
  4. トレーラー(ワーム)はかなりタフでちぎれない

 

デメリット

  1. シルエットが大きいので、コンパクトに収納できない
  2. 200gはずっと巻き巻きするのはキツイ
  3. 他のコンパクトな鯛ラバとのアシストフックの互換性はない
  4. 互換性がないため、スルメデス専用設計された商品を揃えなければならない

 

といった感じだと思います。

 

※追記

水深100mを越える深場でのインプレ(スルメデスインプレ第2弾)はこちら⇓。

 

深場マダイ攻略。太仕掛けスルメデスは通用するのか・・。

 

 

スルメデスを語る

スルメデスをメインとして据えるには抵抗があるくらい、シルエットをはじめ革新的な鯛ラバです。

しかし、例えば釣れない状況の時、スルメデスを持っていることで違ったパターンのサーチが出来ますし、それが功を奏して釣果に繋がるパターンもあると思います。それくらい、普通の鯛ラバとは違うタイプの鯛ラバだと考えています。

 

このスルメデス。

ウエイトが80g100g130g160g200g250g300gの7種類もあり、ウエイトの幅が広いです。

カラーにあっては6色あります。

トレーラーサイズはMサイズ・Lサイズ・LLサイズがあり、それぞれのウエイトに合わせたサイズのトレーラーが付いております。

 

メインに使用するもよし。サブ的存在にするもよし。違ったパターンを模索する時に使ってもよし。この三拍子揃ったスルメデス。手札の一つとして持っているのはありではないでしょうか。

 

 

 

ただ、一つだけ言いたいことがあります。私はジャッカルさんの回し者ではありません。

自分が手にとって良いモノだと思ったものを文章に置き換えさせて頂いております。

 

高尚なる趣味を愛する人へ

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