非透湿性ウェーダーを補修せよ。ウェーダー素人日記①。

非透湿性ウェーダーを補修せよ。ウェーダー素人日記①。

ウェーダーを考える。

 

今の今までウェーダーのことを考えたことがなかったから、これを機に考えようと思い至った訳である。

その機とは⇓の記事を読んで頂けたら分かる。

 

【190111】突発的弾丸ナイトウェーディング。エギング編。

 

つまり、ウェーダーの何処かの箇所から漏水したのである。それも真冬の夜中に・・。漏水に気がついたのは釣りを開始して中盤くらいからである。つまり、終盤は浸水の違和感を継続的に認知・維持しつつ釣りをし続けたswitchだ。

水を吸った右足はやけに重いし、足裏はグニュグニュするし、気づいた時にはすでに右足は異常に冷たいし、きっと足裏がふやけているだろうと考えるとそのイメージだけで億劫になってしまう。

 

なんだかさ・・足裏のことを考えながら釣りなんかしたくないよな。

考えを遠ざけようとしても、新鮮な冷たい水の触感が足から伝わってくるからどうしても意識を遠ざけることなんてできなかった。そんな意識すら邪魔で仕方がない。

という経緯の末、ウェーダーのことを考えようと思い至った訳だ。だから、今回の記事は本来知っていなければいけなかったウェーダーのあれこれを今から知ろうというということが目的である。

 

 

購入経緯

 

今使っているウェーダー(2代目)との馴れ初めについて書く。

かなり昔に渓流用に使ってたプロックスのウェーダー(初代)をサーフで使ってみたら、一瞬でフェルトのソールが剥がれた。その時、漏水はなかったと記憶している。

その当時のswitchという人間がどんなことを感じてどんなことを考えたのか分からないけれど、修繕という選択肢すら持たずに新調することを選んだのは間違いのない事実だ。あの頃の自分って何考えてたんだろうな。

 

新しくウェーダーを新調したのが4年前の2015年7月27日。

実家から近い河川でのシーバス狙いや、現住所に近い砂浜でのサーフゲームを展開するべく初代ウェーダーのソールが剥がれてすぐの仕事帰りにウェーダーを買って、この嬉しさを維持したまま家に帰り、早々に妻に写真を撮ってもらった記憶がある。現にスマホのクラウドの中に写真が保存されている。その日付が7月27日だったので日にちまで判明した次第だ。

新たなウェーダーを買うということが。妻に写真を撮ってもらうほど。それくらい嬉しかったんだと思う。

なにせ、これで未踏の地へ足を踏み入れることができるのだ。今まで届かなかった場所が射程距離圏内に入るし、角度を変えてアプローチすることもできる。水に浸からなければ辿り着けない場所にだって許容範囲の限り進むことが出来るのだ。久しく感じていなかった出来なかったことが出来るようになる喜びがそこにはあったと思う。不可能だったことがウェーダーを履くことによって目に見えて可能になるということの素晴らしさをその時に味わったのである。

 

しかし・・。

 

私という人間は、買った時の嬉しさは記憶に残っているものの、この嬉しさを維持しようとはしていなかった。使用しながら臭くなることなんてなかったし、丈夫だと思っていたから。つまり使用後のメンテンナンスをしていなかった訳だ。

だから、ウェーダーについて過去のことを掘り下げると購入した時の記憶は強いものの、そこからの記憶が断片的なものでしかないし、当然のようにベランダのゴムスリッパのように履いていたのである。

 

ただ、今回の漏水を起点にして、考える大人になりたいと考えている。少しでも。出来ることなら全ての道具に愛着心を持った思慮深い男になりたいと願っている。ほんの少しでも。

だから、この振る舞いが恥だということを理解しているうえでこの記事を書く。

このウェーダーを修繕するために、私はウェーダー日記を書いて我が心を戒めようと思う。

 

ウェーダーのメンテナンス

 

そもそも、ウェーダーにメンテナンスが必要なのか。分かっているけどググってみた。

はい・・当然のように・・日常のメンテナンスの行いによって寿命を長くさせる。と、どんな記事にも書いてます。釣行後、当たり前にリールを水洗いするのと一緒ですよね・・。いろんな記事を読むにつれ、どうやらウェーダーにも種類があって種類によって修繕方法が違うことを知った。とりあえず、ウェーダーを所持している身の丈に合うレベルになるまで、修繕方法も含めてウェーダーの知識を幅広く埋めていくことにしよう。

 

自分の買ったウェーダーの種類を調べる。

 

4年前、ウェーダーに種類があることも知らずに買ったウェーダーをトレースすることから始めた。

買ったのはリアルメソッド。ウェーダーにも収納バックにも明記されているから間違いない。

 

 

釣具のタカミヤの公式ホームページから入り、何種類かラインナップされているウェーダーのシリーズから検索をかけていくと見つかった⇓。

 

 

商品説明を読むと、裏メッシュなしで藪漕ぎ等でできたキズの修理も簡単。だと記載されている。

さらにハードユーザーにオススメとも書いてある。

つまり、修繕できるウェーダーだということで間違いないだろう。また、PVC素材(ナイロン)ということも分かった。つまり、自分が使っているウェーダーの種類が非透湿ウェーダーということが判明した。

※ 裏地がメッシュ仕様だと、PVC素材であっても不快なベタつきを抑える効果があるらしい。

ちなみに、ソールを替えることは不可となっている。まぁ、ソールが摩耗して浸水するようになれば、本当の替え時というタイミングなのだろう。その時はネオプレーンのピンフェルトを買おう。

 

 

ウェーダーの素材

 

いろいろ調べて思ったことだけど、無知って恐ろしいよな。何も分からずに買った自分に呆れてしまう。そんな自分ではあるけれど、そのおかげで今知識を吸収できてることを実感している自分がここにいて、呆れるほどにプラス思考なんだなぁと思うのであるが、とりあえずウェーダーには3種類の素材があることが分かった。それについて書くことにする。

① 非透湿素材

PVC素材(ナイロン)と言うらしい。リアルメソッドの商品説明の素材欄にもPVCコーティングと明記されているので、switchの持っているウェーダーは非透湿素材のモノであることが判明した。

メリットは他の素材に比べて安い。

デメリットは蒸れる。

② 透湿素材

ゴアテックスやカッパと同じ構造のモノ。どうやら非透湿よりも生地が薄いようで非透湿素材よりも履きやすいようだ。透湿性があるということは蒸れにくいということにも繋がる。こちらも構造の問題で、撥水性を継続的に維持しないとムレにくさには繋がらないので、定期的に撥水処理をしなければならない。

メリットは蒸れにくい。

デメリットは非透湿素材よりも値段が高い。

③ ネオプレーン

どうやらこの素材は非透湿素材の部類に入るそうだが、PVC素材のものよりも保温性が非常に高いようだ。冬用の手袋や靴下にも使われているネオプレーン素材。その恩恵は釣人の誰もが感じていることだろう。

メリットは冬将軍にめっぽう強い。

デメリットは①・②よりも値段がおそらく一番高い。

 

 

ウェーダーの種類

素材同様に用途に合わせていろんなタイプがある。

まずは丈による種類から。

① チェストハイウェーダー

一番丈が長くディープウェーディングが可能となる、その分蒸れやすい。

switchのウェーダーはこれに該当する。

② ウエストハイウェーダー

腰下までのウェーディングが可能。①よりも丈が短いので着脱しやすい。

③ ヒップウェーダー

左右別れたセパレート式。こんな横文字なんか使うよりも、長靴」と呼称した方が日本人には分かりやすい気がするのは僕だけだろうか。

 

次に足元の形状を区分化する。

① ブーツ型

ウェーダーと靴が一体化しているタイプ。switchのウェーダーはこれに該当する。

メーカーによって、着脱可・着脱不可のソールタイプがあるようだ。

ブーツから漏水すれば修繕不可で寿命扱いとなる。

② ソックス型

足元が靴下のような形状をしていて、ウェーディングシューズ必須となる。

シューズを履くことによってウェーダーとなるので、①と違って自分の足にあったシューズをフィールドに合わせて履けるので①よりも機動性が向上すると思料される。

ただし、ブーツ一体型と違ってコストが掛かる。

 

次にソールの種類を区分化する。

① フェルト

岩場や苔などを踏む場合、フェルトが接地面にフィットしてくれることで滑りにくいけど摩耗(すり減り)しやすいし、剥がれる可能性がある。

 

 

滑らないサーフのような砂地だとフェルトが水を吸って、ただただ重い足枷となるのでサーフだけを攻める場合であれば⇓のラジアルタイプを推奨。

② ラジアル

フェルトではないので、摩耗に強くサーフなどの砂地を歩きやすい。

しかし、フェルトよりも滑りやすい。

③ ピンフェルト

①の強化版と思われる。磯靴と似たような構造なので、磯を歩く場面に特化したものだと推察する。

 

 

現状の漏水ウェーダー考察

 

一通りあらゆるサイトを読み進めて、意外と勉強になることが多かった。

特にPVCの件はマジで悩まされた。あやうく、撥水処理をする道具を買うとこだった・・。

非透湿・透湿・ネオプレーンはそれぞれ対策が違うようなので、さらなる知識を増やして対処しようと考える。

 

とりあえず、ピンホールを見つけるための前準備として、ウェーダーを風呂に漬けてもみ洗い。外面が塩で汚れていたので、ピンホールを見つけやすいように塩や汚れを落とすことを優先した。

 

シャワーで洗い流したり、風呂の中でもみ洗う。この段階でピンホールを見つけられるかな?空気がプクプクと出てくるかな?と考えていたけれど、そうはならなかった。え?浸水してないのかな?もしかして、switchの汗なの?と考えてしまったけれど、乾燥させてから注水して再びピンホール調査をしてみようと思う。

 

このあと、数日掛けて乾燥させて中に水を入れて原因の特定と補修を済ませようと考えている。

 

こんな感じで干してみた⇓。

 

これからの進捗は追って記事にします。

次回はピンホール調査および修理編です。

非透湿性ウェーダーを補修せよ。ウェーダー素人日記2。

 

 

 

追求は可能性という光を強くする

switch