【190222】爆風ナイトウェーディング!アジ→ササイカ編。

2月23日。
この日は釣友のみんなと寒ブリジギングに行く予定だったが、破天により欠航となってしまった。
2連続の欠航だ・・。きっと僕の日頃のおこない(素行)が悪いからに違いない・・。そう思い込むことで、我が心の成長を誘おうとする自分がいた。
悔やんでもどうにもならないし解決することにもならない・・とにかく・・おそらく今季の寒ブリジギングを逃しただろうとswitchは悟るのであった・・。
この穿つように空いた時間の空間を家族奉仕に埋めようとする自分がいる・・。森羅万象の自然の摂理であって仕方がないことである。
だったらせめて・・前日の夜は釣りをしたい!!
釣りで空いた穴は釣りで埋めるしか満たされることはないのだから。
妻に確認をとってみる。
「何釣ってくると?」
「アジとイカ」
「行ってくれば?」
家族奉仕となった午後、万全の体調で奉仕するにはタイムリミットを設けることになってしまうが、行かないよりは絶対に行った方が後悔はないはずだ・・。
目指すはアジの楽園。
いざ秘境へ!!
序盤の序盤
急な釣行計画にも関わらず、同じく寒ブリ釣行を逃した釣友も加わり秘境へ向かうことになった。
友がいるって本当にありがたい。心強い味方と道中賑やかに喋りながら、気がつくと秘境の駐車場へ到着。
満潮手前のドン深ナイトウェーディングしながらの秘境への道のり・・。
大潮後の中潮だからだろうか、全然道がなくて怖かったですが、前を行く友の背中を見ると、勇気付けられます。途中で木の枝にPEラインが引っかかり切断されますが、そんなのどうでもいいくらいにワクワクしてきます。
そして秘境へ到着。
横殴りの爆風で波頭が白波を立てて吹き飛ばされてる・・。果たしてこれで釣りが出来るのか疑問のまま、FGノットを編み込んでいた矢先に釣友がジグで30オーバーのアジを連発してらっしゃる・・。
さすが秘境・・。爆風であっても普通にアジさまがいてらっしゃるようです。
自分のセッティングが終わった頃には、釣友は3尾の尺アジを釣り上げております。
「時合いっすよ!」
switchはジグではない方法でアジを狙うのであった。
序盤
最初のセッティングはキャロ。
ジグ単では絶対に爆風に煽られて釣りにならないと思い、このセッティングを選んだ。
ジグみたいに飛ばないけれど、ちゃんと飛んではくれた・・。着水直後に表層を引く。時合いであるならば、表層にアジはいるはず・・。ライズは爆風で見ることはできないが、絶対にいるだろう。しかし、アタリすらない・・。
以前連続でキャッチできた方法のジグ単タダ巻きの再現をしながら表層を巻いてみるも一切アタラず・・ジグを投げてる釣友は着実に釣果を上乗せしていきます・・。
しかし・・。
絶対にキャロでも釣れるはずだ・・そう信じて投げ続けるも時合いが終了してしまった・・。
猛反省!!それしかねぇ!!試すことよりもまずは釣果だ!
先駆者の知恵をかりよう。と反省し、ジグにチェンジ。
時合いは過ぎたものの、20センチクラスのアジを無事にキャッチして安堵する。
中盤
爆風の中、18gのジグで着底が取れないことから、いろいろなことを模索してみることにした。
まずは28gのジグ。
キャスト後の着底はとれないけれど、ラインを真っ直ぐにすれば底をとることができた。フォール中にアタッたけれど、キャスト時に遥か彼方へ飛んで逝ってしまわれた・・。高切れか?と思うも普通にスナップまでついてる・・どうやら、キャストのGにスプリットリングが負けてしまった模様・・。
さすがダイソージグ!!
もうあんたのスプリットリングは信用しねぇぞ!!
また一つ勉強することができた。しかし・・今持ってる一番重いジグをロストしてしまった。
18gのジグを2個付けしたりしながら着底とアタリの調査をするも、先駆者の知恵に従うべく結局18gのジグに戻してキャストしていると喰ってきた。先駆者に感謝をしながら2尾目を無事にキャッチする。
結局、着底感度を取れぬままコンスタントに釣れ続け、およそ15尾以上の差をつけられて秘境を後にした。
途中、ブレイク手前で久々にシーバスを見た。捕食音も聴こえた。次回はミノーを持参しようと決め、次なる場所へ向かった。
終盤
ササイカ狙いの目的地へ着いた頃にはすでに5時に差し掛かろうとしていた。
帰宅時間を7時前に設定していた自分にとって、これはなかなか難しい選択であった・・。
目的地へ着いたことだし、テーラー使いもいることだし、とりあえず試しにやってみようとキャストすると、すぐに釣友がヒット。
続けてswitchにもヒット!
釣れるじゃないか!だったらもう少し釣果を上乗せしようということになり、延長。二人で5杯のササイカを釣ってストップフィッシングとなった。
あとがき
釣友からたくさんのアジを頂き・・(本当に感謝っす)。
家で捌いたところ、こんな感じに⇓。
アジの山ができあがりました。
絶対に家族だけでは食べられないと思い、近所に住んでる高校の同級生におすそ分け。
そしたら、謎の袋をもらい、中を覗くとカニが入ってらっしゃる・・。
「これ何のカニ・・?」
「わからん。母ちゃんが市場で買ったって」
アジを引き換えに、謎の生きたカニをいただきました。
家に帰ってボールに乗せてみると・・⇓。
どうやらワタリガニの子どもの模様・・。
生きていることもあって、かなり嫌がる妻・・。
茹でてみるとこんな感じに⇓。
味噌汁にするために出汁を濾すところで、つまみ食いをした妻が絶叫!
「おいしい!」
妻よ・・茹でる前の嫌悪感はどうした・・さすが小さくてもワタリガニ。味は濃厚なようです。
結局、子どももカニを食べることになり、身をほじり、出汁を味噌汁にしてもらいこんな感じに⇓。
カニのおかわりをせがむ子どもにカニを分けたので、switchはカニの出汁味噌汁を味わう。それだけでも全然美味しい。
お刺身はこんな感じに⇓。
調子に乗って切れ目を入れてみました。
家族でアジってこんなに美味しいんだねと言いながら頂きました。
釣るのは青物が好きだけど、アジを釣ると妻が喜んでくれます。ふと家族の大切さが身に沁みたswitchでした。
自分を守る術を取り違え大好きな人の守り方すら分からない。
switch
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