リアルメソッドのリール、カロスを分解する。初級編!

リアルメソッドのリール、カロスを分解する。初級編!

使用して4ヶ月・・・。

 

主にナイトでの釣りで使っていたからだろうか、たまたまライン交換しようとしたそんな日中。

カロスのボディを確認すると、ところどころに青錆が入っていた・・。

 

・・なっなんじゃこりゃ!!

 

 

青錆はそんなにひどくはなかったけれど、拭き取ってもその痕跡は完全に消えるワケではなく・・。

今までのリール(シマノさん・ダイワさん)にはなかったことだったから、衝撃の事実に当初予定していたPEライン交換作業どころではなかった。

丁寧にも雑にも扱っているのではなく、決して日頃のケアを怠っていた方ではないと自負しているswitchにとって、その事実は結構堪えた・・。結果、僕はきっと雑に扱っているという事実なのでしょう。

 

この事実の先は想像になってしまうが、もしかするとベアリングが錆びているかもしれない・・ラインローラーがうまく機能していないのかもしれない・・そういえば・・この前の釣行の時、異音という異音ではなかったけれど、ちょっとした違和感を感じたぞ・・ハンドルノブがキュルキュルした音をたてた気がする・・メインギアは大丈夫だろうか・・オーバーホールをしたほうが良いのではないか・・等々の不安材料が崩壊した直後のダムのように脳内に溢れ、目の前がぐらぐらと揺れている気がした。

 

そんなことがあって、予定では使用して6ヶ月頃にやろうと思っていたオーバーホールを2ヶ月前倒しで行うこととなった。

 

今回の記事は、そんなカロスのオーバーホール記録になります。

 

記事は初級編・中級編・上級編に分けて写真多めで載せていきたいと思います。

それでは、カロスのオーバーホール初級編。書いていきます。

 

 

 

使用後の清掃や日常点検とは違い、オーバーホールとは製品を部品単位で分解・洗浄・再組立てを行い、新品時の性能状態に戻すこと。

その作業のことをオーバーホールといいます。

 

リールはメーカーごとにオーバーホールをアフターサービス(有料)として受付けておりますが、お金を出すくらいなら自分でやりたい!というswitchは、なるべく自分でオーバーホールをするのであります。

つまり、何かしらのリスクを負って自分でオーバーホールを行うことで、その浮いたお金は釣行費や道具に変換されております。

 

ちなみに、カロスは釣具のタカミヤのオリジナルブランドであるリアルメソッドから発売されているリールなので、釣具のポイントのお店に直接手渡すor郵送等の手段でオーバーホールに出すことが可能です。

 

オーバーホールを始める前に

 

オーバーホールに着手する前に、準備しなければならないモノがあります。

まずはこちら⇓。

 

 

この写真は、switchの作業場になります。

僕はこんな感じで、オーバーホールをしています。

(※ この作業場は僕の執筆の場や読書の場にもなります )

 

分解に必要なドライバーやレンチ、ピンセットなんかは当たり前なので、割愛するとして。

それ以外に必須なアイテムがこちら⇓。

 

 

パーツクリーナーオイルグリススプレーです。

 

パーツクリーナーは「脱脂」と呼ばれる作業に使うもので、劣化したオイルやグリスを除去してくれます。

オイルスプレーとグリススプレーは、簡易的なメンテナンスでも使いますが、オーバーホールでいうところの、再組立て(オイルアップ)で必要になります。

部品の種類や場所によって、オイルとグリスを使い分けます。

switchは、シマノさんが釣り具メーカーだということの他に、自転車部品のメーカーということも知っているので、それは信頼に値する商品だと思いシマノさんのスプレーを使用しています。

※ ダイワさんのリールでも、僕はこのシマノさんのスプレーを使用しています。

 

ただ・・・ベアリング用のオイルはこちらのオイルを使っています⇓。

 

 

高純度のオイルです。グリスの代わりにもなるようなのですが、そこは今後の挑戦となっていきますが、今はベアリングのみ塗っております。

自分の主観の感想になりますが、リールの回転性能が向上します。

 

これで準備が整ったかと思われます。あとは、くれぐれも部品をなくさないように。後戻り(トレース)できるように、写真や瞬間的な記憶力を駆使してゆっくりとオーバーホールをやっていきましょう。

 

ベール周辺の分解

 

ベールを起こす、ベールを戻す。のベールのことです。

 

カロスには、ベールとラインが接触するラインローラー部にベアリングが組み込まれており、スムーズなドラグ性能を引き出す役割の一つとなっています。

どのリールもそうですがswitchは、このラインローラーが一番、塩の影響を受けやすい部位だと思います。

ということで、分解開始。

まずは、スプールを外します⇓。

 

 

理由は誤ってドライバーの先端が接触してラインを傷つけないようにするためです。

あとは、再構築しやすいように写真を取りながらネジや部品を外していくのみです。

解体した写真がこちら⇓。

 

 

怖かったベアリングの劣化は散見されず、とりあえず安堵・・。日常の洗浄(水洗い)を怠らずに良かった!

その他の部品も確認しましたが、内部が劣化したような形跡はありませんでした。・・が、ラインローラー本体のラインが接触する場所にうっすらと錆びのような色が・・。きっと、ラインの色移りではなさそう・・。

ボディといい、ラインローラーの外側といい、カロスは外の劣化が特に早い印象を受けました。

内部に影響はなさそうなので、ベールアーム部の解体は今回はせずに脱脂→ベアリングのオイルアップ→点検⇓。

脱脂する必要もないと思いましたが、ドラグ性能を引き出す重要な部品のため

 

ハンドルノブ

 

カロスはハンドルノブの互換性のあるパーツがなく、それと同時にパーツ自体が解体不可のアッセンブリー化されているので、できることといえば、オイルアップくらいです。

ハンドルノブから異音がする場合は是非、やってみてください。

 

作業は簡単。

 

 

ノブの末端の「―」をコインや大きめのマイナスドライバーでネジを外すとノブの中が見えるので、その部分にオイルスプレーをシュッシュ。

 

 

解体できないから、当然のように脱脂するような部分もなく、解体→オイルアップ→再構築で終了。

これで、ハンドルノブからの異音(キュルキュル音)はなくなると思われます。

きっと・・単なるオイル切れによるものだと信じます。

 

 

まとめ

 

以上が初級編になります。

初級はそこまで細かな部品もなく、比較的簡単に分解から組立てまで出来ると思われます。

なので、小手調べに是非とも挑戦してみてはいかがでしょうか?

所詮、リールというモノですが、モノにも愛情が湧けばその分愛着が上乗せされるワケで、一尾の想いはさらに価値の溢れるものとなると思います。

 

次回は中級編について書いていこうと思います。

読了、ありがとうございました。

 

リールに愛を。できれば釣果を。

switch