いざゆけ離島へ!青物狙い調査編

いざゆけ離島へ!青物狙い調査編

釣友からの年末寒ブリジギングのお誘いを受け、今年の釣り納めの日程が決まった(・・年末のテンション次第ですが、おそらくその日程が今年最後の釣りの予定)。

久しぶりのオフショアジギングの日程が決まっただけなのに、テンションMAXのswitchは自分の心の奥から迸る熱い勢いを抑えられずに、次の休みの日に離島へ行って頭を冷やすことに決めた・・。

 

そして、離島遠征当日・・。

無事に第一便のフェリーに乗り込み出船時間を待ちます。まだ離島へ着いたわけではありませんが、開始前のモラトリアムな時間な気がして、この時間が最も心躍る時間だと自分では思います。

脳内忘れ物チェックも終わり、一息ついて音楽でも聞いて集中力を高めようと思い、椅子に座って精神集中を向上させようと思っていたところ、誰かが僕を見ている・・あれは確か・・。

・・・・僕の従兄弟(釣り好き)・・ではないか!!

どうやら、従兄弟もこれから到着する離島の釣果情報に釣られて乗船した模様・・なにせ、ネリゴが釣れまくっているとのことなのです!僕の入手した情報が1週間前だったので、従兄弟に情報共有したところ、従兄弟の情報の方が最新のようで、どうやら一人で8尾ほど釣れた人もいるらしい・・。

本当は単独で来ているので、ソロで自問自答しながら釣りをしたいのですが、やはり一人で釣るより二人で自問自答しながら釣りした方が正解への道のりは早いので・・一旦共同戦線開始であります。

 

フェリーを降りて30分ほど歩いてポイントへ向かいます。

到着した時にはすでに満潮を迎えており、あまり満潮の状態で海沿いの道を歩くことがなかったswitch・・案の定、今まで通れたゴロタの道が海となっており、遠回りしたり丘を超えたりしてタイムロスしつつも無事に到着しました。

こういう場合、共同戦線だとクーラーといった大きくて重い荷物を連携して崖から上げたり下げたりできたので助かりました。大量の汗をかきましたが、ここらかスタートフィッシング!

 

スタートフィッシング!

準備している間、なるべく海面を眺めながら準備していたのですが、その間にナブラやボイルといった吉兆の報せはなく、ベタ凪の海面に変化はなし・・。

とりあえず、今回の狙いは青物なので、まずはプラッキングで誘い出しからスタート。

使っているのはラピード160F

ほぼほぼ初心者なのでラピードや他のプラグを語ることはできませんが、ラピードは入力と同時にプラグが海面から飛び出てしまうといった動作の破綻が少ないプラグだと言われており、従兄弟の使っている別注ヒラマサの操作をして比べてみましたが、ラピードはやはり、そんな自分が操作をしても破綻が少ないルアーだと思いました。

あとは実釣あるのみ!!投げて投げて投げまくる!!

そして・・1時間ほど投げ倒して・・ノーヒットノーバイトノーチャンスの三冠を達成し、ちょっと別の釣りをしようと思い、プラッキングを終わり、模索の釣りがスタートです。

そんな模索タイムですが、今回はカートを準備していたのでたくさんの荷物を持ってくることができたので選択肢は豊富です。

タイヤが極太なのでゴロタでもサーフでも進めます。

どんどんルアーチェンジしながら正解を導こうとチャレンジしていきます。

が、どんどんルアーを小さくしながらジグやショアラバ、エギング・・果てはライト系のアイテムを使ってどんな魚でも釣ろうと模索するも、フグしか釣れず・・。

ようやく正解へと導けた・・と思いきや、フグ・・。

なかなかの大きさのフグだったので、久しく感じていなかった引き味を楽しめたのは間違いのない事実ではありますが、食べられない魚なので嬉しくない・・。

残す選択肢はジグ単しかない・・というところまで追い詰められたところで、従兄弟との共同戦線を解除して、「釣れたら電話する」という共同戦線(仮協定)を約束して移動を決断することにしました。

 

今回は青物狙いではありましたが、この島全域のポイントを知っている訳ではないので、調査も兼ねて未だ踏み入れたことのない青物ポイントを開拓しようと思い、踏査しながら投げることに。・・しかし、遠浅のゴロタ浜が無限に続くばかりで、ベイトっ気もなく、なんだか雰囲気的に釣れるイメージが沸かず、一旦投げることをやめて行き止まりまで歩こうと思い、歩いていると着信が・・。

スマホを確認すると、先程まで共同戦線を張っていた従兄弟からで、もしかすると何か釣れたのではないかと思い電話に出たところ、

「ねぇ・・ゆうき(switchの下の名前)・・腰が痛くて動けなくなった・・」

「・・え?」

「ヘルニア持っててさ、何かしらんけど、急に痛くなったんよ・・」

明らかなヘルプのお願いに一瞬迷います。なにせ、今回の釣行は偶然の共同戦線であって、お互いにソロ出撃同士だったので、そこまでの義理はないと思えたからです。

とにかく、今の状況の選択肢はヘルプに応じることも断ることもできたのです・・。瞬間的にたくさんのことを考えた結果、switch、そのヘルプに応じることを決断。

本当は断りたかったのですが、おそらく、応じることより断った方が後々心残りが残ると思われたからです。要は、釣りたいという自分の欲求を犠牲にしてでも助けた方が気が楽だと思えたからです。

従兄弟だからとか友人だからとか、知らない人問わずヘルプに応じない方が心に引っかかると思えたからです。本当はめちゃめちゃ釣りしたいですが我慢です。

一旦釣友の荷物をフェリー乗り場へ運びます。

その間、従兄弟は一旦痛みが引くまで待機することに・・。つい3時間ばかし前に30分ほど歩いた西側のフェリー乗り場まで戻ります。フェリー乗り場到着後、今度は従兄弟をフェリー乗り場まで迎えにまた30分ほど東側へ歩きます。

1時間ほど歩いたところで、僕はどうしてここまでしなければならないのか・・と半ば憤りを感じながらゴロタ浜で横になっている痛みに耐えている従兄弟を見るとなんだかモヤモヤ・・。どうやら1時間経過しても痛みが引くことはなかったようで、悶絶しながら立ち上がり、フェリー乗り場まで歩いて帰ることに。

ゆっくりとではありますが確実に歩いてフェリー乗り場の待合室へ到着したときには安堵しかなく、あとはどこまで僕が加担するべきかを迷っていたところ、フェリー乗り場のおばちゃんが従兄弟と話している模様・・。

「いちおう、島にも診療所あるけど、どうしたと?」

「腰が痛いんです・・。」

「今日は整形外科の先生が来てくれとるけん見てもらったら?」

「診療所ってどこですか?」

「ここの真裏。歩いて1分もないよ」

自分も帯同し、従兄弟の状態を見守ることに。どうやら、薬を持ってくるのを忘れたようです。診察を終えてもらった薬を服用し、痛みに耐える従兄弟・・なかなか見てられません。

薬を飲んだもののなかなか痛みが落ち着かない従兄弟の横にいながら手持ち無沙汰のswitch。仕方なく乗船券を二人分購入し、従兄弟を介抱するべく帯同し、フェリーに乗り込みました。

まだまだ釣りたい。まだまだ釣りしたい。なのになぜ・・。そんな思いがこみ上げながらフェリーは島から離れて行く。釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい・・。

フェリーが本土へ到着し、自分の荷物と従兄弟の荷物をフェリーから降ろし、従兄弟の荷物を先に駐車場へ持って行こうとしたときに誰かが僕を見ている・・。

「switchさん?」

なんとそこには従兄弟の奥さんが!どうやら心配でタクシーで駆けつけてくれた模様。

タクシー?ってことは、従兄弟の車の問題もすべて奥さんが引き継いでくれるのでは・・。もしや、もしや、もしや!奥さんに状況を全てはなし、従兄弟を車に乗せて運転席に座った奥さんの運転で見送って・・さぁもう一度離島へ行こう。

往復を決意したswitchでした。

 

リスタートフィッシング

再び離島へもどりったものの、宿泊道具なんか持っていないし、そもそも明日が仕事のswitch。よって、最終便に乗り遅れたら1泊しなければならないので、絶対に最終便で帰らなくてはなりません。

最終便の出発まで残り3時間をきっている・・おそらく釣りができる時間は実質2時間くらいでしょう・・。なので、青物狙いを捨ててアジ狙いに変更。青物装備は全て車に置いて身動きが取りやすいような軽装スタイルで到着。とにかくお土産を確保しなければ・・。

 

上の層から調査を開始して、カウントダウンしながら徐々に深く棚を下げながら何度も投げ倒していると、ボトム付近でロッドが何度も違和感を捉えます。しかも、ボトム付近に到達すると何度も違和感が・・しかし、アワセても全くヒットまで繋がりません。

フグがワームを齧っているのか?そう思い、次の回収でワームを確認するも齧られた形跡はなく、小さなハゼとかが喰おうとしているのか?そう思い、ジグヘッドを豆アジ用のタイプにしてウェイトを軽くして再びトライするも、今度は違和感もアタリすらない・・。

どういうことだろう・・。

 

僕の横では島のおじいちゃんがカマスを釣ってらっしゃる・・。

どうして釣れてるんだろう・・よくよく見るとサビキに思えたいくつもの針は餌も何も付いていないただの針の連続・・つまりは文字のごとく引っ掛けてカマスを釣っている模様・・。

だったら・・もしや・・今までのアタリと思っていた違和感はアタリではなくて、ラインに魚の群れが触れているだけなのでは・・。

試しに豆アジの軽いフックから重ためのジグヘッドに変えて、リーダーに枝糸を増設し枝糸の先にトレブルフックを装着して投げてみたところ・・アタリと思っていた違和感があった直後にアワセを入れたところ何かがヒット!

釣れたのはカマス様!せっかく魚が釣れたのに、近くに猫が待機しているので写真を取る暇もなくクーラーボックスへ!とにかく1尾釣れたことに嬉しさが・・。そして最後に良いことがあったことに最大の安堵!今までの鬱憤が霧散します。

さらにこの引掛け釣りですが、再現性もあり、投げればカマス、手前ではアジという感じで引っ掛け釣りにて無双状態が続きます。太陽が傾いていて気がつきませんでしたが、防波堤の真下にはこんな感じでアジ絨毯ができています。

見えますか?これ全てアジさんです!

それにしてもこのアジさまですが、アジンガーのジグ単でもエサ師のサビキでも釣れない模様・・思案していると、目の前20mほど先でカマスが水面から飛び跳ねて逃げております・・。

これは怯えているのか?だったら青物か??

今度は真下のアジが三々五々散り散りになって見えなくなった・・。間違いない・・。今こそ青物ロッドの出番だ!!そう思った瞬間に後悔の念が押し寄せる・・今、青物ロッド・・車の中だった・・。悔やんでも悔やみきれない・・。

ついてない・・そう思いながら青物は諦めて再び引っ掛け釣りを続けているとすぐにヒット!投げて釣れたのでおそらくカマスです。

強い引き抵抗を感じながらゆっくりとゆっくりとラインを回収していきます。

なにせ今のPE0.1号ですから・・ジグ単オンリーのはずがまさかの引っ掛け釣りで30前後のカマスを掛けているのでさすがに難易度高すぎる・・。

1尾とのやりとりを楽しみながら、ゆっくり回収していたら、ラインの付近でカマスの群れが海面から飛び出した・・その後すぐに強烈な重みが加わりその後はドラグがジーーーーー・・。

まさか・・間違いなく喰われた・・。とりあえずフッキングして様子をみます・・が、当然ラインが止まることがありません。

この魚は港の入り口から外へ出ようとしていたので、指ドラグで若干ラインの放出を抑えようとしたところ、やっと相手が異変に気づいた模様で高速ランがスタート。さらに指ドラグを強くしたところでプツン・・当然のラインブレイクで青物ファイト終了・・。

はい。想定内でございます。

再びリーダーを結びなおそうと思いましたが、気がつくと最終便出発の30分前になっていたし、ご覧のとおり大漁。

でしたので、ここでストップフィッシング。残りは片付けに時間を費やしながら、この景色を目に焼き付けようとするswitchでした。

 

 

本土へ帰還後、すぐに従兄弟のお家へ直行し、カマスとアジをおすそ分け。

かなり謝られましたが、最後にたくさん釣れたので自分の機嫌は戻ってたのでどうでも良かったですが、おそらく釣れてなかったら確実に一生恨んでいたと思います。

そんなこんなで自宅に戻り、カマスを捌いて、皮を引いたモノと皮を残したモノに分け、皮を残したモノは炙って頂きました!相変わらずの美味しさ。

真冬のカマスのように脂はまだ乗っていませんでしたが、それでもめちゃくちゃうまかったです。