未だ見ぬ景色を求めて・・。初のオフショアガチキャスティングへ行く!

未だ見ぬ景色を求めて・・。初のオフショアガチキャスティングへ行く!

釣友Jくんからオフショアキャスティングに誘われた・・。

というより、むしろ、ぼくと一緒に行くためにJ君が休みを調整してくれたようなものなのですが、オフショアキャスティング・・。・・正直、遊漁船でキャスティングをするのは初めてなので、なかなかイメージが湧かない釣りである・・。

しかし、いずれ将来的にキャスティングもするんだろうな・・。なにせ、青物が大好きなswitch・・一応、そんなビジョンは持っていたので、すでにキャスティングのロッドもリールも持っていまして、準備するものといえばラインやダイビングペンシルくらいなので、Jくんの誘いに乗って初のキャスティング釣行へ行くことを決めた。

今回はそんな初のキャスティングについての釣行記録になります。釣行記録というよりは、自分への戒めや備忘録や反省的な要素ばかりですが、いろいろと書いてみようと思います。

 

準備編

キャスティングの日程が決まってからは、ちょっとずつ釣行へ向けての準備を開始。

まずはルアーを、大型のダイビングペンシルを持っていなかったので購入することに・・。

しかし、こんな大きなルアーで釣れるのかね・・。というのが正直な感想です。まぁ、ジギングでもそれなりに長いモノでも釣れるので不思議に思うことではなりませんが、やはり、こんな大きなルアーで釣れる魚にはロマンを抱かざる得ない。

ショアキャスティングでもラピードの水噛みの良さは体験済みだったので、初心者でも操作のしやすいラピード一択だったので、160クラスを一つ、190クラスを一つ、220クラスを一つずつラピードにするつもりだったのですが、ラピードにはフックがついていないんですよね・・。

予算的に厳しいswitchは、フックがデフォルトで付いていて、なおかつラピードより少し安いダイワさんのダイブスターを購入するのでした。ポップスター160Fとブレイクスルー140Fは状況に応じて使うスーパーサブ的存在として購入。

これでルアーは辛うじて揃えることができた。あとはラインシステム。Jくん経由で推奨される道具を船長へ確認してもらったのですが、ライン設定を確認したところ、PE6号だったらリーダーは170lb前後、PE8号だったら190lbくらいとのこと・・。

全く想像がつかない太さに、船長が大げさに言ってるだけだと疑ってしまうswitch・・。しかし、その後を聞くと、浅いところで5mくらいでそこから急に30mまでかけさがる地形なんかがあるとのことで、根ズレ対策で太くした方がよいとのこと・・。

キャスティングは分かりませが、ジギングならなかなか経験値があると自負しているswitch・・。そんなに太くして飛ぶのかね?飛距離短くてヒットまでたどりつかないんじゃないかね?

これでセルテートがオフショアジギングとショアキャスティングに使い分けできるようになった!

それなら多少細くてもチャンス増やした方がいいんじゃないかね?そんな思いに駆り立てられ、前々から購入しようと思っていたセルテート5000番の替えスプールを購入したために、予算が削られた結果、PEラインは購入せずに既存ラインのまま5号で勝負するswitchでした。

 

スタートフィッシング

釣行当日・・Jくんを乗せて港まで向かう途中のこと・・。

「Jくん、PE何号巻きました?」

「僕は6号と8号巻きました。リーダーは140と170っすね!」

さすがJ君。

僕と違ってしっかりと船長の言うことを聞いて対策していらっしゃる。

「万全っすね!」

「しかし、万全に準備すると釣れないっすよね・・」

これ、僕らのローカルジンクスではないと思うのですが、クーラーに氷なんかしっかり準備すると釣れなかったり、逆にクーラーを忘れるとたくさん釣れたりする説・・。とにかく万全の用意をすると釣れないで不完全な準備をするとなぜか釣れる説があるのです。きっと、みなさんもそんな経験あるはずです。

道中、そんな話をしながらも、絶対釣ってやる・・という意気込み高らかなテンションに背中を押され港まで車を走らせるswitchでした。

 

船長が40分くらいで着くから寝てていいよ。と言われるがまま、寝てたらエンジン音が小さくなったので目を開けると・・あれはもしやここは・・壱岐ではないですか??

聖地(七里ヶ曽根)まではまだまだ距離はありますが、壱岐の大陸を眺めながら釣りができる幸せを噛み締めつつ、スタートフィッシング。最高の平日。

第1投目のJくんを盗撮・・。

最初はダイワのダイブスター220からスタート。

こんなにウエイトのある物体をロッドで投げるという経験がないのでなかなかしんどい・・。それと、以前、プチキャスティングをしたことがあって、そのときにエアノットができたりしたのですが、今回はしっかりとノットのコブも小さく、さらにコブすらもハーフヒッチで覆うようにした結果、特に何の不具合の発生もなく快適にキャストすることができました。そこは成長したと思いました。

 

何度か船が流し変えたりするも、何の変化もなくキャストを繰り返します。

たまたまキャストの射程内に潮目があって、潮目の奥にダイブスターが着水し、潮目の中をジャークしていきます。長めのスライドをしながらゆっくり操作していると、潮目を通過してすぐのジャークとジャークの刹那にダイブスターの直近真横からボイル・・?

見間違え?と思いきや、たるんだラインが引っ張られ、ティップが叩かれる。思わず「出た!」と言い、すかさずアワセを入れるもスカ・・。一瞬、掛かった感覚があったのですが外れたようで、「まだ(アクション)続けて」と船長から言われ、再び入力しますが不発・・。

まさか自分にファーストチャンスがやってくるとは・・。

その時の状況を憶えているわけではありませんが、おそらく、見間違えと思えたボイルに意識を奪われ、ジャークとジャークの間のラインスラッグの回収を止めてしまったんだと思われます。

船長からもそういうときは止めずに誘い続けてとアドバイスを頂戴します・・。

マジか・・。悔しい・・。でも、出た・・。それが凄く嬉しい。これがキャスティングの醍醐味というやつか!!

ちなみに、その時は船長にお願いしてキャスト動作を見てもらっていたときで、船長もそのボイルを目撃していたのですが・・どうやら大きかった模様・・。ただただ後悔しかない・・。

その後は沈黙。

エリアを移動したりするも不発・・。しかし、あの一度起きたボイルの光景が脳裏に焼きついていて集中力がきれることはありませんでした。大きく移動することに・・。

その道中、同じく相乗りの見知らぬキャスティング経験者の人と話す機会があって、それは大変貴重な情報でしかなく、やはりPE5号は細いとのこと・・。(ガーン・・)

さらに、自分のドラグ設定を確認してもらったところ、こんな設定じゃ絶対にラインブレイクするよ!と言われ、乗船者さんの感覚でswitchのリールのドラグ設定をお願いし、手で引っ張ってみたところ、かなり強く引っ張っても全然ドラグが出ない・・。むしろ、ロック状態・・。え?ここって、こんな世界なの(オフショアキャスティングが)?

それでも、大きなヒラマサはこのくらいの設定でもドラグを出すらしい・・。

時間的におそらく最後の大きな移動だろうな・・そういう時間・・初のボイルを視認します。4〜5匹でしょうか?船長から「投げて投げて!」との声。すかさず投げて誘っていく・・。

すると、自分には出ませんでしたが、さきほどドラグ設定やキャスティングのいろはを惜しげもなく情報を開示してくれた乗船者さんにヒット!ものすごいパワーとパワーの綱引きを見ているような気がする。

そして、おそらく1分も満たない時間でキャッチまで成功・・。8キロ前後のヒラマサさんを釣り上げました。

8キロのヒラマサのパワーを知っているswitch。そんなヒラマサ相手にドラグを鳴らすこともほとんどなく釣り上げたドラグ設定に驚愕・・。

なるべくミスアクションを減らしたいのに気持ちが先行してミスアクションになってしまうので、一旦、ダイブスター220Fからラピード190Fにチェンジします。

動きはダイブスターの方が釣れるイメージですが、やはり、ラピードは入力しやすい・・。

その後、3回くらい流し変えたときに目の前でボイルが!!すぐに回収してキャストして誘うことに集中する。「来い!来い!」と念じていたら絶対釣れないのを思い出して、なるべく何も考えず何も思わないようにして誘っていると、ティップがグイグイ引っ張られるのでアワセを入れ、掛かったことを確認する。さらにバックステップで船の中央まで後退して再びアワセを確実にしつつ、ゆっくりと船べりへ前進しつつロッドエンドを腹部にあててファイト体制を確保する。

相手は何度か頭を反転させてランを繰り出そうとするも、ドラグガチガチの前ではその程度のランでは歯が立たないようで船の手前まで引き寄せることに成功。そこそこのパワーが伝わりますがそのときの印象としては「小さいかも・・」と思ってしまいました。そんな矢先のこと・・。

いきなり体制を崩されて、ドラグが若干滑る・・そして若干自分の体が宙に浮いて、小さい魚ではないことを確信します。そして、ドラグが出ないかわりに全身を使って耐える・・耐える・・ドラグの連続した悲鳴・・そして体制が崩され、後に続いたのは無重力感・・そして尻もちと背中強打の痛み・・。ラインブレイク・・。

空中で落下する刹那の時間、過去に0,6号でジギングでヒラマサをかけてしまったときに案の定ラインブレイクしてしまった記憶を思い出す。あの苦い思い出のおかげでリベンジに成功し、今の自分がある。・・にもかかわらず、また同じ失敗をしてしまった。

小さいと思っていた魚は実際はあの強固なドラグを逆回転させるほどのパワーをもっていた。

ラインブレイクした断面をみたところ、先端が破裂したような形状をしていた。おそらくノット部の編み込み時に強度が低下した箇所が強度に耐えられず破断したんだと思う。

後悔しても後悔しきれないほどの後悔が波のように何度も押し寄せる。

あの時ドラグ設定を自分仕様に戻していれば・・。根に入られてラインブレイクされた可能性もありますが、そうしていたら、もしかすると取れていたかもしれない・・そんな言い訳が頭の中を埋め尽くす・・しかし、本質はそこじゃない。

悔やまれるのは僕がオフショアキャスティングをなめていたことだ。

推奨ラインよりも細いものを使い、真夜中に眠い目をこすりながら編んだFGノットのおそらく不完全さ。すべては僕のせいなのだ。俺だ。すべて俺だ。

その後は沈黙。なにせ、バラしたものだから魚全体に警戒スイッチが入るので当然プレッシャーは高くなって釣れなくなる・・。申し訳ない・・。ここに来て、自分勝手な選択をした結果、全体に迷惑を掛けていることに気がつく。もし、あの魚が取れてたならここまで沈黙しなかったのかもしれない・・。

時間がないからPEを編み込む時間が勿体ないから、サブで持ってきたPE2.5号×リーダー100lbで誘い続けるも、このラインで掛かっても取れるイメージが全くせず、結局はタングステンの小さなジグをつけて、ライズしている10キロ未満のマグロを狙うことに変更する。

そんな沈黙を破ったのはJ君。彼のルアー付近で海面が爆ぜ、数匹のヒラマサ(おそらく)のボイルを視認した。そのうちの1尾はもちろん姿全体は見れなかったけれど、明らかにメーター超え確実のデカマサに見えた。

そのボイルのタイミングで掛かることはなかったけれど「(アクション)続けて」と、船長の声が響く。船中は「掛かれ!喰ってこい!」という声。しかし、その後、乗ることはなく、無念のストップフィッシング。

もうあれだ。反省しかない。

ただただ、記憶に残る釣行だった。

そして、やっとこんな後悔を経て、釣行前まで一切イメージできなかったオフショアキャスティングとはこういう世界だ・・というイメージができるようになった。

もし、次またキャスティングに行けるなら、必ず万全な対策をしてキャッチしようと思うswitchでした。